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新型スカイラインをいち早くチェック!

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 先月16日、ついに発表された日産のスポーツセダン『V37 スカイライン』の新型モデル、本日これに触れてきました!

 愛車の点検に訪れた際、昨日ナンバーがついたばかりだという新型スカイラインの登場に胸を躍らされました。

 

 今回マイナーチェンジされた新型スカイラインは、3.5リッターV型6気筒ハイブリッドエンジン(VQ35HR)を搭載したモデルと、3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジン(VR30DDTT)を搭載したモデルの2つが存在し、ハイブリッドモデルには今注目を浴びている『プロパイロット2.0』が搭載される。

 

 今回私が見てきたモデルは3.0リッターのツインターボモデルなので、これについて少し触れていきたい。

※ 諸事情により詳細な画像がございませんので、新型スカイラインのデザインや質感については下記より日産のホームページをチェックしてみてください!

www3.nissan.co.jp

 

エクステリアデザイン

 まず、一目見た瞬間に高級感と新しさを与えてくれるこのボディカラーは、『オーロラフレアブルーパール』という深みのある上品な藍色。太陽光が強い今日は、その色がより一層オーロラのような美しさと輝きを際立たせていた。

 そして今回のマイナーチェンジの象徴であるフロントマスクの一新は、現行のR35 GT-Rを思わせる顔つきになっていることが特徴である。

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R35 GT-R NISMO

 筆者としても、このフロントマスクのGT-R化は賛成したい。今回のマイナーチェンジで日産の高級ブランドであるインフィニティのエンブレムから日産のエンブレムに変更された。これはやはり、1957年発売の初代のプリンス・スカイラインから続く日産車としての伝統の表れであるそうだ。

 再びスカイラインに戻ってきた日産のエンブレムだが、フロントエンブレムの内部にはレーダーが備わるなど、先進技術や安全性も飛躍的に向上させている。

 筆者が個人的に斬新だと感じた部分はフロントウィンカーの位置である。これはV37現行型登場時からではあるが、フロントフォグランプの上に搭載しているのが特徴である。この形状も日産車としては独特だ。また、リアコンビネーションランプも今回から伝統的なスカイラインの丸目4灯型に変更された。

 

インテリアデザイン

 インテリアで大きく変わったところはコックピットまわり。ステアリングはよりスポーティな本革巻のものが採用された。もちろんエンブレムは日産のものになっている。さらにメーター中央には7インチのディスプレイを採用している。(3.0Lのツインターボモデルは5インチとなる。)

 センターナビの下には運転支援の様々な設定を行う7インチのディスプレイを用意し、エアコンなどの操作、設定もここで行う。

 気になる車内の質感だが、細かい部分にまで革張りを施すなど十分な上質感を演出している。しかし、マイナーチェンジ前と比較して大幅に向上したとは言えない。日産の車で筆者が特に気にしているのは、オーバーヘッドコンソールの質感である。シンプルではあるが、ここに関してはどうしてもチープさを感じる上に、ルームランプはLED化しなければ明るさが足らず夜間はかなり不便。この辺に関しては今後改善してほしいところである。

 

走りと乗り心地

 走りに関してはほぼ文句の付け所はないと感じた。低回転からトルクを発揮する3.0リッターV型6気筒のVR30DDTTエンジンはとにかくレスポンスがいい!の一言に限る。アクセルオンの瞬間から吹きあがりの良い音とともに加速の気持ちよさを体感することができます。細かなシステムの解説をすると難しくなりますが、スカイラインのクラスには十分な動力性能を有しています。さらに、復活した『400R』というタイプは、小型ツインターボの性能を最大限引き出すためにその過給や回転を限界まで発揮させ、スカイライン初の400馬力を実現している。これはかなり高額なモデルになるが、その価値は十分にある一台だ。

 乗り心地は高級サルーン(日産フーガなど)には劣るが、苦を感じない気持ちのいい走りを実現しています。柔らかすぎず硬すぎず、でもしっかりとしたサスペンション(前:ダブルウィッシュボーン、後:マルチリンク)を持ち、しなやかに意のままに走ります。

 

まとめ

  今回のV37スカイラインのマイナーチェンジは、日産自動車の本気を感じさせられます。

 

高精度地図データを駆使したプロパイロット2.0の搭載

日産の象徴を表す日産エンブレムの復活

日産のプレミアムスポーツR35 GT-Rを連想させるフロントマスクの展開

ハイパフォーマンスモデル400Rの復活

 

 とにかく技術の日産が本気を出していることは間違いないでしょう。スカイラインは日産の歴史そのものですから、常に最先端を目指す車であることを感じさせられます。

www3.nissan.co.jp

www2.nissan.co.jp

 

私の Today's Car Note

 最後に記事を書いてから大分時間が経ってしまいました。それにしても今年は新型車の登場が多く注目を集めていますよね。個人的に新型スカイラインは中々面白い一台です。日産エンブレムに戻るかもしれないという噂は聞いていたので、おそらくVモーションが採用されるのではないかと予想していましたが、GT-Rの顔つきになるのは完全に予想外でした。これには正直驚きましたが、冷静に考えてみれば納得できる顔です。

 まもなく新型セレナも登場しますし、ジューク、ノート、エクストレイル、エルグランドも今後新型になっていく流れのようなので、のんびりはしていられませんね。

記事:まこと