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エルグランドはキングオブミニバン!?

現行エルグランド

エルグランドは日産自動車が生産販売するラージサイズミニバン。

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1997年に登場した初代はその威圧的なエクステリアとモダンなインテリアなどから多くの反響を呼び、月間販売台数が1万台を超えるほどの人気車種であった。

 

しかし2019年1月の販売台数は754台と、ライバルのトヨタ・アルファードヴェルファイアの合計販売台数9527台と比べると10分の1以下であることが明らかになっている。

 

エルグランドは、スポーツサスペンションや低重心などの「走り」、歩行者も検知する自動ブレーキなどの「先進技術」などを強調しているがなぜ販売台数が伸びないのだろうか。

 

エルグランド基本スペック

全長 4,915-4,975 mm

全幅 1,850 mm

全高 1,805-1,815 mm

車両重量: 1,910 ~ 2,100 kg

エンジン: 2.5 L 直列4気筒、 3.5 L V6

 

HVのグレードがない?

現行のエルグランドには数えきれないほど多くのグレードが存在しており、ハイウェイスターやライダーなど様々である。

エンジンは2.5Lの直列4気筒3.5LのV型6気筒という2択になる。

ではハイブリッド搭載のグレードはないのだろうか?

 

現行のエルグランドにはハイブリットの設定が存在しない!

 

車選びで燃費を重視する日本人は頭を抱えるところかもしれない。

 

エルグランドの燃費はJC08モードで10.8km/lとライバルアルファード(ハイブリッド)の19.4km/lと比較すると差は歴然である。

 

またエルグランドは現行の3代目が登場して8年以上が経つ。

 

新しい車ほど派手さや高級感を出している現代では、フルモデルチェンジなしではエルグランドの起死回生は難しいのではないかと私は考える。

 

e-power 搭載の可能性

日産インテリジェントモビリティの象徴ともいえるe-powerは、エンジンで発電した電力をモーターに伝えて100%モーター駆動で走るというものだ。

e-powerについてはまたの機会でお伝えすることにして、このe-powerがエルグランドに搭載される可能性はあるのだろうか。

 

結論から言うと0%ではないが100%とは言い切れない!

 

現在日産車で好調な車種は「ノート」「セレナ」の2車種であり、この2車種は1月の販売台数が1万台を超えている。ノートとセレナにはe-powerが既に搭載されているが、e-power搭載前も日産の顔としてコツコツを販売台数を稼いできた車である。

となると次に搭載が予想される車は当然売れている車となるだろう。

最も可能性があるのはモデル末期と言われている「エクストレイル」である。

 

またエルグランドは2トンを超えるヘビー級のミニバンであることもあり、e-power搭載には課題がいくつも出てくると予想される。

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フルモデルチェンジはいつ?

現行(3代目)エルグランドは登場から既に8年以上経っているということもあり、そろそろ次期エルグランドについての情報が出てきてもおかしくない。

しかし今のところこれといった情報がないので予想するのが難しいのが事実である。

筆者の勝手な推測は2020年頃。

今の販売台数ではフルモデルチェンジも難しいのではとささやかれてもいるが。。。

しかしトヨタのアルヴェルにキングオブミニバンの座をあっさりと譲るということはないと信じたいので、次期エルグランドの登場に期待したいところである!

 

エルグランドにe-powerを搭載すれば間違いなく大ニュースになるであろう。

 

キングオブミニバン エルグランド の今後に期待したい!

 

 

記事:まこと